アプリケーションのニーズの特定
適切なソフトウェア を選択するには、必須の機能を特定することが重要です。個人使用の場合は、使いやすさ、コスト、オペレーティング システムとの互換性等が優先されます。一方、ビジネス アプリケーションでは、多くの場合、成長と複数のユーザーに対応するために複数のデバイスを一元管理する必要があります。データセンター アプリケーションには、大量のデータ負荷を処理できる堅牢なインフラストラクチャ、問題を簡単に発見できるデバイスの位置とステータスの視覚化及び効率的な電力使用が必要です。アプリケーションの各タイプのニーズを理解すると、より良い選択が可能です。
主な機能の評価
使い易いインターフェイス、リアルタイムの電力監視、潜在的な問題に即座に対応するためのアラートに加えて、重要な要求に応える機能も考慮する必要があります。お客様にとって重要なその他の機能には、データの整合性を確保するための正常なシャットダウンや、非効率を特定して対処するためのエネルギー消費レポートが含まれ、それによってコストが削減されます。一部のユーザーは、各ホスト又は仮想マシンにシャットダウン エージェントをインストールすることなく、クラスター内のホストをリモートでシャットダウンする機能等、高度な機能を必要とする場合もあります。一元管理と電力使用効率 (PUE) の監視も、組織の特定のニーズを満たし、企業やデータセンターのアプリケーションに対する情報に基づいた意思決定を容易にするため、非常に重要です。
各OSとの互換性
電源管理ソフトウェアを選択する際に考慮すべき最後の要素は、既存のシステムとの統合です。 Windows、Mac、Linux、VMware 等、使用しているオペレーティング システム (OS) をソフトウェアがサポートしているかどうかを御確認下さい。更に、モバイル アプリ バージョンが利用可能な場合は、いつでも何処でも UPS システムを簡単に監視出来ます。ここから得た情報は、既存のインフラストラクチャで動作するソフトウェアを選択するのに役立ちます。